投資は20代のサラリーマン時代に始めたのですが、僕は貯金をするのも好きなタイプでした。
収入が少ないにも関わらず、貯蓄も毎月いくらって決めて貯蓄してたので、いわゆる可処分所得があまりなくて。

自由に使えるお金が、月に１万円とか2万円でも今より増えればいいなぁと思い、資産運用に興味を持ちました。

1年近くは本当に何も知識がない状態で始めたので、初心者向けの本を見れば書いてあるようなことも何も知らない状態で、自分が知っている企業を中心に買っていました。

僕はゲームについて詳しいので、当時から任天堂やソニー、スクウェア・エニックスといった企業の株を見て、売買していました。

全くないですね。

僕が始めた頃は、twitterで情報収集するということすらも全然考えていなかったので、何も勉強もせずにやっていましたね 。
Yahoo!ファイナンスの値上がり率ランキングは見ていました。
「そういうサイトを見るといいらしい」という所までは自力でたどり着けましたね。
そういった形で少しずつ知識をつけて、足りない部分を補いました。

そうですね、最初の頃に経験しました。
株式投資には、ギャンブル性があるじゃないですか。それで、危険な銘柄に手を出してしまったことがあります。

当時Yahooファイナンスの値上がり率ランキングを見ていると、「この株は毎日値上がり率の上位にいるな。今日もストップ高だ！」ということが度々ありました。

毎日ストップ高に張り付いているような銘柄があったので「この株を買ったら、資産が増えるかもしれない」と思いついて、買ってみたんです。買ったらその日に急落しましたよ。
買った瞬間に、すぐに特売マークがついて、株価下がっていく様子をずっと眺めることしかできませんでした。

始めた当時、2012～2013年の頃は、ちょうどスマートフォンが普及した年でした。それに伴って新しいそのビジネスの形として、アプリケーションを展開しているような企業の株価が急騰しました。「新しいアプリのサービス始めますよ」という発表があると、何日もストップ高が続いて、とにかく値動きが激しかったです。
今なら理解できますが、当時は何もわからず適当に買ってみたら急落して。しかも全資産のほとんどを突っ込んでしまったのです。
もちろん現物ですけど、買ってみたら急落してしまって。株価が1日で15%ぐらい値下がりして。

当時はそもそもお金もなかったし投資に対して少し怖いイメージがあったので、この一件で本当に投資は怖いなと思いました。
もう退場しかけましたね、その日に。そのくらいメンタルが一番やられましたね。

株価はスマートフォンで見られるので、出勤時間に色々と調べたり、仕事が終わってから株価を見て振り返りをしていました。

僕は本当に完全に独学なので、がっつり本を読んで勉強したり、誰かに教えてもらったりといった経験は今まで一度もないです。
勉強したというよりは、成功と失敗の経験を自分で積み重ねていった感じです。

そうですね。あとは、実際にアプリで「なぜここで買ったか、なぜここで売ったか」というような、買う前と売った後の振り返りを自分でチャートを貼り付けて、毎日メモをし続けてきました。

現在はアプリケーションにまとめていますが、当時は仕事用の手帳に毎日書いてました。