グロース株、バリュー株とは?特徴、見つけ方などをご紹介!

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グロース株、バリュー株とは?特徴、見つけ方などをご紹介!

  • 公開日:2022.05.25

    更新日:2022.06.20

    グロース株、バリュー株とは?

    バリュー株

     割安の株とも呼ばれ、企業価値(企業の利益や純資産)よりも、株価が割安の(低い状態にある)企業(銘柄)のことです。

     あまり成長が期待されていなかったり、知名度が低いため投資家が注目せず割安に放置されています。

     そのため、株価が見直されると株価の上昇が見込めます。

     しかし、割安な理由がネガティブなこともありますので、割安という理由だけで投資するのは危険です。なぜ割安なのかをよく調べてから投資するようにしましょう。

    グロース株

     売上や利益などの成長率が高く、将来的に大きく株価上昇が期待できそうな株のことです。
    期待値が高いため、株価も企業価値に比べて高い傾向があります。

     特徴として、高い技術力やノウハウを持っていたり、社会的にニーズの高い商品やサービスを扱っているという点が挙げられます。

     今後成長が期待できる小型株や、勢いがある新興企業などが該当します。

     急成長株のため、大きなキャピタルゲイン(資産価値の上昇による利益)を得やすいという特徴があります。

     その一方で、価格が急変動して大きな損失を被る可能性もあります。

    バリュー株のメリット

    ◎低リスクで運用可能

     株価のボラティリティ(株価の上昇な下落の幅のこと)が低い(=株価が変動しにくい)ため、グロース株と比べて低リスクで運用可能です。

     また、バリュー株は利益や純資産に対して株価が割安なため、株価の下落率が相対的に低く、不況時や金利上昇時であっても大きく下落することは考えにくいでしょう。

    ◎配当や株主優待を受けやすい

     また、本来の価値に対して株価が安くなっているため配当利回りが高い傾向にあります。株主優待を割安な投資額で受けることができます。キャピタルゲイン(資産価値の上昇による利益)よりも、インカムゲイン(資産を保有していることで得られる利益)狙いの投資家には特におすすめと言えるでしょう。

    バリュー株のデメリット

    △大きなリターンが期待しにくい

     バリュー株は先述の通り、あまり成長が期待されていないので、グロース株と違って大きなリターンを期待しにくく、利益が出るまでに時間がかかりやすいという特徴があります。テンバガーの見込みは低いと言えます。

     中長期的な投資が前提であるため、投資側の資金の流動性が乏しく、株価が落ちたとしたらそのまま戻らない可能性があります。必ずしも株価に見直しが入るわけではないので、割安に放置されることもあります。

    ︎△割安な理由がネガティブなことも

     割安株には、以下のようなネガティブな理由も考えられます。

    • M&A
    • 業績が悪化していて、回復が見込めない
    • 経営陣の能力が低い
    • 財務体質に問題がある
    • 市場が縮小していたり競合が多いなど、成長性が低い

     割安という理由だけで投資するのは危険です。割安の理由を見極めて、将来性がある割安株に投資できるといいですね。

    バリュー株、グロース株の判断方法

     バリュー株は、以下の指標をもとに割安・割高を判断しましょう。
     グロース株は、以下の指標をもとに企業の技術力や業界の動向などもチェックしながら探していきましょう。

     

    ●PER(株価収益率)

     企業の1株あたりの利益に対して株価がどれくらい安いか高いかを示す指標です。

    株価を1株あたりの純利益(EPS)で割った数値のこと。
    例:1,000円(株価)÷100円(1株あたりの純利益)=10倍

    PERは平均的には15〜20倍程度と考えられているため、
    10〜15倍以下→バリュー株
    20倍以上→グロース株
    の可能性があります。

    ●PBR(株価純資産倍率)

     企業の1株あたりの純資産に対して、株価がどれくらい安いか高いかを示す指標です。

    株価を1株あたりの純資産(BPS)で割った数値のこと。
    例:1,000円(株価)÷800円(1株あたりの純資産)=1.25倍

     PBRは1倍が適正な水準だと考えられているため、1倍を下回っていると割安株と言えます。
    反対に、1倍以上でも5〜10倍程度の株はグロース株の可能性があります。

     以上のように倍率を計算し、平均と比べて割安・割高を判断しましょう。


    ※グロース株の中には、成長分野への先行投資により赤字になることがあります。純利益が赤字のためPERが計算できないときは、以下の指標を使うこともできます。

    ●PSR(株価売上高倍率)

    企業価値(時価総額)÷売上高

     決算短信から赤字の理由や今後の見通しなどの情報を読み、根拠をつかんでから投資するようにしましょう。

     グロース株は、PER、PBRで割安か割高かを判断するほかに、以下の指標を使って分析をすると良いでしょう。

    ●売上高成長率

     企業の売上高の伸び率のことです。
    売上高の伸び率が高い企業は、成長している企業であると考えられます。

    売上高成長率は、当期の売上高と、前期の売上高の差を前期の売上高で割って計算します。
    例:20億円 (当期売上高)ー 15億円(前期売上高)÷15億円(前期売上高)=33.3%

     グロース株は、継続して成長しているかどうかを判断することが重要です。そのため、売上高成長率は3〜5年の期間を見て判断しましょう。
    また、同業他社と比較すると、その企業がどの程度成長しているのか判断することができます。参考にしてみてください。

    ●ROE(自己資本利益率)

     自己資本に対してどのくらいの利益が生み出されたかを示します。どのくらい資本を活用して利益を生み出しているかということを分析するために使う指標です。

    当期純利益を自己資本で割った数値のこと。
    例:10億円(当期純利益)÷自己資本(20億円)=50%

     ROEが10%を上回っている企業は、売上高が高く、成長性があると考えられているため、グロース株の可能性があります。

     グロース株もバリュー株と同様に、指標だけを使って判断し投資するのは危険です。
    指標をもとに、企業の技術力や業界の動向などもチェックしながら、将来的に大きく成長していくグロース株に投資できるといいですね。

    まとめ

     以上で述べた通り、グロース株、バリュー株それぞれにメリット・デメリットがあります。

     投資を考える期間や資金、投資のスタンスによってどちらが適しているのかは変わります。

     グロース株は値動きが激しい一方で大きな値上がりが見込めますし、バリュー株は値動きが小さい一方で株価見直しや配当金・株主優待が見込めます。

     いずれにしても価格の上昇が見込めますので、それぞれの特徴をよく理解して、自身の投資目的や投資スタンス合わせて活用してみてください。

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