【初心者向け】株式投資のコツやメリット・始め方をご紹介!
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公開日:2022.07.20
株をやってみたいけれど、そもそも株式投資って・・・?
今回はこれから株を始めるみなさんに株式投資のいろはをご紹介します。そもそも株式投資とは
株式投資とは、株式会社の発行する「株式」を売買し、配当金を受け取る権利や、株主総会で投票する権利(議決権)を得ることです。
「利益が出そう」、「将来性がある」と感じる企業に出資(株式を購入)し、
出資先の企業で出た利益の一部を株主配当金として受け取ります。また、買った株価(出資額)より値上がりした時点で株式を売って、値上がり益を得ることもできます。
一方、企業は事業を成長させたり、より収益が出ることをするなど、株主の出資金を事業資金として使います。
つまり株式投資とは、「株式を購入して企業を所有する一員になること」とも言えるのです。株式投資をするメリットは?
業界や会社の情報がいち早く知れる
株主総会などに参加することで、事業内容や決算の報告を直接知ることができ、業界の動向や会社の取り組みがいち早くわかります。
会社の方針や業績などがわかると、その会社への見方が変わったり、さらに愛着を持てるようになったりするでしょう。会社の意思決定に参加できる
また、株主として質問する機会や、意見を述べる機会もあるため、自分の意見が経営に反映される可能性があります。そうすると、会社の所有者の1人という認識が芽生えます。
「そもそも株式投資とは」で述べた “株式を購入して企業を所有する一員になる” ということが実感できるでしょう。株価の動きはどう見ていく?
増収総益や業績の発表の時
株価を動かす要因は「株価材料」と呼ばれます。材料にはさまざまなものがありますが、もっとも一般的なものが業績です。
増収増益や業績の上方修正を発表すると、株価はその好材料に反応して上昇しやすくなります。そして、この業績の発表として注目されるのが「決算発表」です。
企業の財政状態や経営成績といった情報を発信する決算発表は、株式投資において重要なイベントといえるでしょう。当初の予想に比べて良好な内容であるほど株価に与える影響は大きくなるため、特に本決算が発表されることの多い4月から5月に関しては情報サイトや四季報を欠かさずチェックする必要があります。また、「自社株買い」や「M&A」が行われた場合にも株価が動きます。
自社株買いが行われた時
株式を自社で買い取る「自社株買い」は、全体の流通量が少なくなることで市場における希少性が高まり、1株当たりの利益が上昇するパターンが多くなっています。自社株買いが行われた銘柄の本来見込まれている適性株価を把握することで更に確度の高いトレードが可能となるでしょう。
M&Aが行われた時
「M&A(企業の合併・買収)」は買収される企業の株を一定の持ち分になるまで購入することから、直接的に株価の高騰要因に繋がるため、有効な材料の1つに挙げられています。特に大企業や将来的に有望なポテンシャルを持っている企業が絡むほど株価は大きく動くため、表面上の情報だけでなくしっかりと内情まで把握するようにしましょう。
「株価は思惑で動いて材料で売られる」と言われます。多くの投資家の予測で株価は上昇し、好材料で出尽くしとなるということです。常に情報をアップデートして正確に把握し、予想を立てることが株式投資には必須なのです。株式投資を始める初心者が失敗しないコツ、注意点について
❶株式投資の正しい知識を習得する
最近では、株式投資に関する情報がインターネット上で簡単に見つかります。投資を始めるにあたって非常に便利ですが、配信されている情報がすべて正しいという保証はありません。
正しくない情報をもとに株式投資を始めると、大きな損失を生む可能性があります。さらに、インターネット上の情報をそのまま取引に利用していては、いつまでたっても自分独自の取引ルールを確立することができません。
得た情報をそのまま受け取るのではなく、複数の情報元を参考にしたり、自分なりに検証してみたりすることをおすすめします。❷取引ルールを事前に決めておく
株式投資では値動きが激しくなる場合があります。失敗を回避するためには、まず株を買う時点で株がいくらになったら売るのかをはっきりと決めておきましょう。
例えば、株価が10%上下に動いたらその時点で売る、と決めておくのです。特に、含み損が出ている場合のルールは必ず決めておきましょう。株式投資では「いつ損切りするのか」が非常に重要な要素となっています。
株価が戻る可能性もありますが、損失の拡大を避けられたことに変わりありません。何より株式投資を継続することが重要です。
また、取引ルールは必ず守りましょう。どんなに取引ルールをきちんと決めても、守れないようではまったく意味がありません。
いわゆる「勝ち組」と呼ばれる投資家は、取引ルールを遵守しているケースがほとんどです。少額投資かつ分散投資でリスクを抑える
株式投資は、知識と経験を積むことが大切です。初心者の方は、まずは少額から投資を始めましょう。一つの銘柄や業種に絞るのではなく、分散してそれぞれ少額で投資することでリスクを減らすこともできます。
分散投資とは
株式投資における分散投資とは、次の3つをいいます。
- 資産の分散:異なる値動きをする銘柄(業種)に分けて投資する
- 地域の分散:日本株や海外株など、異なる地域の銘柄に分けて投資する
- 時間の分散:一度に投資するのではなく、複数回に分けて投資する
分散投資をすると、例えば海外株が下がったときにも、日本株が上がっていれば全体的な損失は抑えられます。
結果として、リスクを抑えつつ安定したリターンを狙える投資方法が分散投資です。
以下は億トレーダーの「DAIBOUCHOU」氏がYouTubeにて
初心者でもわかりやすい切り口で分散投資について解説しています。ご覧ください。
駆け出しのうちは、現役投資家のやり方を真似ながら株式投資をしていくのも良いでしょう。なるべく相場に居続けられるように心がけてみてください。IRTV 個人投資家研究所 テンバガー特集動画はこちらから
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